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えじぷとの文化、芸術、エンターテインメント堪能記です。 twitter: @sukkarcheenee facebook: http://www.facebook.com/koji.sato2
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国際交流基金の海外事務所の楽しい仕事のなかでも一番好きなのは、その国の文化人の日本への送り出しだ。その国で尊敬される芸術家や学者を日本に招待して、日本の名勝・文化遺産・生活文化を見てもらい、帰国後にその見聞をメディア等で発表してもらったり、あるいは、日本の同じジャンルの専門家と会い、相互理解が深まった暁には共同制作などより高いレベルの交流をしてもらったりする。

今日は、3月17日から25日まで東京で開催される「アラブ映画祭2008」のために国際交流基金が招待する映画監督、Muhammad Khan氏に事務所に来ていただいて、日本でのスケジュールなどを説明し、15分か20分そこらだったが日本について、そして映画について、お話しすることができた。

今回の映画祭では、『ヒンドとカミリアの夢』(1989年)と『ヘリオポリスのアパートで』(2007年)の2本のカーン作品が上映される。エジプト国立フィルムセンターから英語字幕つきのDVDを提供してもらって、『ヘリオポリスのアパートで』を鑑賞した。純粋な本当の愛を信じるエジプト南部の田舎町の女性と、大都会カイロで深くコミットしあわない表層的な愛に心のなかでは満足していな男性が、ヒロインの女学院時代の先生の存在をきっかけとして出会い、徐々に惹かれあっていく過程を優しく描くロマンティックな映画だった。

オフィスで鑑賞会を開いたわれらが現地スタッフには物足りなさが残ったらしく、Aさんは「時代遅れ、現代の都会生活のリアリティとマッチしない」と特に厳しい評価だった。しかも、本日、カーン監督に対しても「古きよき時代を現代に取り戻したい、という監督の気持ちを感じました」などと、なかなか率直なコメントをしたのだが、カーン監督はそれを面白がって聞いていたようだった。

ロマンティシズムは、男の心のなかにかろうじて灯る明りとなりにけり?日本、エジプト、お国を問わず、世の女性のほうが現実とまっすぐ向き合っているのかしらん。

まだ寒さ残る東京で温かい気持ちになりたい人にはオススメしたい佳作です。
(3月19日(水)18:30~ 草月ホール、3月23日(日)16:30~ OAGホール)
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インドで4年生活し、今度はエジプトへ!この国の人々の生態、面白情報をお届けします。

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