えじぷとの文化、芸術、エンターテインメント堪能記です。
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半年ほど前に仲間の日本人たちとはじめたタブラ教室が、昨日から、5回で1ラウンドのコースの4ラウンド目に入った。1ラウンドで5つから7つくらいのリズムを覚える計算だから、すでに20弱のリズムを知っているはずなのだが、先生に実例を示してもらわずに自然と叩けるリズムは、せいぜい5つ程度か・・・僕は割りと時間がとれる方だが、仲間のなかには日々イラクだガザだと飛び回っている記者さんもいるから、結構休みも多く、そしてなによりも、自宅で個人練習をほとんどしない体たらくなものだから、これでは上達もおぼつかない。
そんな停滞状況を見かねて、この教室をアレンジしてくださっているベリーダンサーのかすみ先生が練習が終わった後にお出ましになり、厳しいお叱りならぬ、力強い激励を賜る。かすみ先生の楽団のメンバーを講師に迎えているので、あんまりしょっちゅうキャンセルしていると予定が立たず、本当はえらく迷惑を蒙っているはずなのだが、カイロの地で10年以上プロのダンサーとして活躍するかすみ先生が放つポジティブ・オーラにすっかりやられてしまい、気がついたら、僕らは5月に仲間うちで発表会をやろうというふうに、見事乗せられてしまっていたのだった。
練習もいい加減だが、夢だけは大きい、ロックにかぶれていた高校時代の自分は、20年たっても根は変わっていないなーと思う。前回、3ラウンド目に入るときには、「そろそろ曲をやってみたい。」といういささか気の早い希望を述べ、先生のムムターズ氏を狼狽させることしきりだったが、このときもかすみ先生はそれを後押しして、新しいことにチャレンジさせてくれた。まあ、熱しやすく醒めやすいのが僕のようなお調子者の特徴で、結局、レッスンのとき以外はほとんど楽器にさわらないから、うまくなるわけはないのだが、それでも、コンポから流れる曲にあわせて一生懸命タイコを叩くのは、爽快な体験である。昨日は、マクスームNo.1の高速リズムと、ソンバーティ・スガイヤルのコンビネーションによる「ヘルワ・ダイイル・シッバクハー」という曲に挑戦した。下から見上げると、窓際に美しい女性が立っている、という情景を歌にした楽曲だそうだ。普段練習してないから、マクスームを一番早いスピードで叩くのは、800メートル走のようにしんどく、腕が痙攣するわ、息はあがるわで、目もあてられないのだが、それでもまがりなりにも楽曲にあわせて叩けることは、やはりなにがしかの充実感をもたらすのだった。
今後のレッスンは、
① 新しいリズムを覚える
② 新しい楽曲に挑戦
③ 5月に発表する曲を仕上げる
という3つを毎日の課題とする「てんこもり」状態だが、具体的な目標をもつことで、僕らも少しは気合が入るかもしれない。発表会では、タブラに加えて、歌やアサーヤ(棒をふりまわしながら踊る南エジプトの民族舞踊)もやってみようという話にもなり、さらには、かすみ先生まで踊ってくれるかもしれないという話にもなり、一夜明けてみると、もしかしたらご馳走になっていたビールに激しく酔っていたのかもしれないと思われるほど、大胆な企画なのだが、まあ、夢を見ながら、楽しく、和気藹々と続けていきたいと思っている。
かすみ先生のブログ発見。http://kasmibellydance.blog75.fc2.com/
ホンモノのベリーダンサーがどんな毎日をおくり、何をお考えあそばされているのかが伺い知れる、魅力的なサイトです。同ブログでは、この1月にカイロオペラハウスギャラリーで実施した木下和さんの油絵展のリポートを三回にわたって書いてくださっています。以下引用させていただくかすみ先生の感想を読んで、この仕事が出来てよかったと、心から思えたのでした。
そんな停滞状況を見かねて、この教室をアレンジしてくださっているベリーダンサーのかすみ先生が練習が終わった後にお出ましになり、厳しいお叱りならぬ、力強い激励を賜る。かすみ先生の楽団のメンバーを講師に迎えているので、あんまりしょっちゅうキャンセルしていると予定が立たず、本当はえらく迷惑を蒙っているはずなのだが、カイロの地で10年以上プロのダンサーとして活躍するかすみ先生が放つポジティブ・オーラにすっかりやられてしまい、気がついたら、僕らは5月に仲間うちで発表会をやろうというふうに、見事乗せられてしまっていたのだった。
練習もいい加減だが、夢だけは大きい、ロックにかぶれていた高校時代の自分は、20年たっても根は変わっていないなーと思う。前回、3ラウンド目に入るときには、「そろそろ曲をやってみたい。」といういささか気の早い希望を述べ、先生のムムターズ氏を狼狽させることしきりだったが、このときもかすみ先生はそれを後押しして、新しいことにチャレンジさせてくれた。まあ、熱しやすく醒めやすいのが僕のようなお調子者の特徴で、結局、レッスンのとき以外はほとんど楽器にさわらないから、うまくなるわけはないのだが、それでも、コンポから流れる曲にあわせて一生懸命タイコを叩くのは、爽快な体験である。昨日は、マクスームNo.1の高速リズムと、ソンバーティ・スガイヤルのコンビネーションによる「ヘルワ・ダイイル・シッバクハー」という曲に挑戦した。下から見上げると、窓際に美しい女性が立っている、という情景を歌にした楽曲だそうだ。普段練習してないから、マクスームを一番早いスピードで叩くのは、800メートル走のようにしんどく、腕が痙攣するわ、息はあがるわで、目もあてられないのだが、それでもまがりなりにも楽曲にあわせて叩けることは、やはりなにがしかの充実感をもたらすのだった。
今後のレッスンは、
① 新しいリズムを覚える
② 新しい楽曲に挑戦
③ 5月に発表する曲を仕上げる
という3つを毎日の課題とする「てんこもり」状態だが、具体的な目標をもつことで、僕らも少しは気合が入るかもしれない。発表会では、タブラに加えて、歌やアサーヤ(棒をふりまわしながら踊る南エジプトの民族舞踊)もやってみようという話にもなり、さらには、かすみ先生まで踊ってくれるかもしれないという話にもなり、一夜明けてみると、もしかしたらご馳走になっていたビールに激しく酔っていたのかもしれないと思われるほど、大胆な企画なのだが、まあ、夢を見ながら、楽しく、和気藹々と続けていきたいと思っている。
かすみ先生のブログ発見。http://kasmibellydance.blog75.fc2.com/
ホンモノのベリーダンサーがどんな毎日をおくり、何をお考えあそばされているのかが伺い知れる、魅力的なサイトです。同ブログでは、この1月にカイロオペラハウスギャラリーで実施した木下和さんの油絵展のリポートを三回にわたって書いてくださっています。以下引用させていただくかすみ先生の感想を読んで、この仕事が出来てよかったと、心から思えたのでした。
今回、木下画伯の絵のすべて、その色彩、タッチの芸術性の素晴らしさに感激しただけでなく、この個展が1月1日、2009年の幕開けの日に開催された事 は、何か大きな意味があるよう感じられました。イスラエルの戦争、世界的経済危機、異常気象 いろいろ大変な事が世界中で起きています。「遺されし者よ」厳 然とある過去を歴史を見てきた遺跡、その遺跡が問いかけます。「この今をどのように未来に伝えていくのか。」憎んだり嫌悪したり、自分だけが利益を得よう と少しでも有利になろうと争ったり、それらは全て心の壁を作っているのだと思います。その壁の中で優越感を持ったり、劣等感を感じたり。良いも悪いも、高 いも低いも相対的なもので、絶対な人間なんて存在しないのですよね。だれでも必ずいつかは死ぬし・・・自然と時空を超えて、人種を超えて、自分も他人もな い、今こそ大きな心の広がりを持って助け合い、一瞬一瞬を真摯に目覚めて生きていこうではないか!私はそんなメッセージを受けたような気がしました。
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