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えじぷとの文化、芸術、エンターテインメント堪能記です。 twitter: @sukkarcheenee facebook: http://www.facebook.com/koji.sato2
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きのう、Mohamed El Sawyさんご夫妻と夕食をご一緒した。

彼が創設して代表をつとめる文化センター、El Sawy Culture Wheelで仕事の打ち合わせをしてから、場所を変えて食事をしたのだけど、面会の前に書店に立ち寄ったら、月刊英字誌EGYPT TODAYの最新号の表紙にSawyさんの素敵な笑顔がバーンと出ていたので、タイムリーとばかりに衝動買い。作家で文化大臣にまでなったお父さんの影響、エジプト社会にとって必要な文化的啓蒙と開かれた議論の場についての彼の持論、彼の家族観などが丁寧に取材されているいい記事だった。(記事は→
ココで読めます。)

El Sawy Culture Wheelは"SAQIA"という愛称で呼ばれているが、SAQIAとは水車の意味。Culture Wheelの"Wheel"がそれにあたる。「なんでWheel、水車なのかなー。」と前から疑問に思っていたのだが、この記事でそれがお父さんのAbdelmonem El Sawy氏の未完の小説の名前からとったものだということがわかった。全5巻のうち4巻までが刊行され、最終刊が未完のままに亡くなった父の遺志を、Mohamedさんは、文筆ではなく文化の事業でもって受け継いでいる。記事は、こう格好よくしめくくられていた。

この日、事務的な打ち合わせのあと、有名なテレビコメンテーターと聴衆との政治参加についてのディスカッションがSAQIAの会場で行われるというので、夕食はかなり遅くになったのだが、SAQIAではコンサート、展示、映画といった芸術だけでなく、こうした議論やレクチャー、子どものためのワークショップなど多彩な文化プログラムが毎日盛りだくさんで、閑古鳥が鳴いている施設が多いカイロの文化施設のなかでは異色の盛り上がりを見せている。いついっても、ここだけはキラキラした若者のエネルギーであふれかえっている。

「インターネット時代になって、若者の政治的発言の場が出来てきて、それが横につながりつつある。それはとてもいい傾向だと思う。僕らは、彼らが顔をあわせて議論する場を作って、公の空間で責任をもって主張することを学んでもらっている。『だれだれは独裁者だ!』というような紋切り型の感情にまかせた発言はどこにも着地点がない。批判は多いに結構だが、具体的に、その政策のどこがどのように問題なのかを説明する議論が出来なければいけない。」

という発言は、まったくおっしゃるとおり。

僕らは、今年、ここでジャズコンサートとヒロシマ映画特集、そして一昨年前から始めた折り紙コースを、この魅力あふれる人間がリードする活気ある文化センターで、彼らと一緒に作っていく予定。

エジプトにSawyさんがいてくれて、SAQIAがあってくれて、ありがとう!

心からそう言いたい。

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