えじぷとの文化、芸術、エンターテインメント堪能記です。
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昨日、エジプト人のスタッフから突然、「明日、テレビインタビューが入っています。」と言われ、「何について聞くの?」と問うたら、「Your life.」との回答。
ホワット?マイ・ライフ??
思わず、声が上ずった。エジプトの大切な電波を使って、お仕事のミッション紹介かと思いきや、なぜにこのオレのことをしゃべるのが番組になるのか。。。
まあ、そのへんがうちのスタッフの辣腕のなせる技というのが一つの真実で、もう一つはこの国のテレビ業界自体が試行錯誤しながら視聴者のニーズがどのへんにあるのか探っている段階だということだろう。
「それで、番組のタイトルは?」
「VIP。」
ホワット?ヴイー・アイ・ピー??
これにはさすがに抵抗した。そんなのありえないだろ。いくら自分が可愛い僕だって、そのタイトルでみなさまのお茶の間を濁すわけにはいかない(「お茶を濁す」とは言っても、「お茶の間」は濁さないか・・・)。
よく聞くと、実はまだこの新番組は放送されていなくて、タイトル未定のまま人選を行って採りためをしているとのこと。そして、その場で彼女がテレビ局のディレクターに電話で確認したら、最終的なタイトルは「Guest of Honor」に決まったそうだ。
まあ、ゲスト・オブ・オナーなら、ぎりぎり許されるかな。うちのスタッフGさんがせっかくつかまえてきた広報機会だし、断ったら泣かれそうだったので、引き受けることにした。
チャンネルは、Nile TV for Culture and Artsとかいう、Nile TVの文化版で、視聴者対象が限定されているからか、英語番組。アナウンサーの女性は流れるような美しい英語で質問を投げかけ、通訳も間にはさまらないので、気持ちよく話すことができた。
自分のライフストーリーといっても、何歳で初恋とか、中学のとき草野球でかっこつけて鎖骨を折ったこととかを話してもしょうがないし、さすがにそんなことに水を向ける質問はなかったが、それでも、なんで法学部に進んだのかなんていった、僕のことを個人的に知りたいと思う人じゃなきゃ絶対に関心をもちそうもないことまで聞いてきたので、日本の教育のありかた~大学は実質よりも名前で、社会はつぶしの効きそうなヤツをとりたがるという前提について前置きしたりして、少しでも一般化できるようにしてみた。
インドの話とエジプトの話をつなげて、アジアと中東ではやはり違いがあるのか、というような質問もされたが、本質的な差異を語るのには相当いろんなことを言わないといけないと思い、長い歴史のなかで文明の興亡があり、その堆積の上に現代の暮らしがあることを実感できるという点で、デリーもカイロも、自分にはえらく魅力的なのだ、と答えた。こちらは逆に主観にひきつけて話してしまって、耳に聞こえはいいけど面白くない話になってしまったかもしれない。
まー、実際に放送されるかどうかはまだわからないし、海外で自分がテレビに出るというのは、日本にいるときよりも受け止め方の比重がぐんと落ちるので、「あとは好きにしてください。」という気持ちなのだが、たいていは予告なく放送されてしまって、記録が残らず、そのうち自分の記憶からも消えてしまうはかない運命をたどりがちなので、放送された暁には、できれば録画したいなー。
ホワット?マイ・ライフ??
思わず、声が上ずった。エジプトの大切な電波を使って、お仕事のミッション紹介かと思いきや、なぜにこのオレのことをしゃべるのが番組になるのか。。。
まあ、そのへんがうちのスタッフの辣腕のなせる技というのが一つの真実で、もう一つはこの国のテレビ業界自体が試行錯誤しながら視聴者のニーズがどのへんにあるのか探っている段階だということだろう。
「それで、番組のタイトルは?」
「VIP。」
ホワット?ヴイー・アイ・ピー??
これにはさすがに抵抗した。そんなのありえないだろ。いくら自分が可愛い僕だって、そのタイトルでみなさまのお茶の間を濁すわけにはいかない(「お茶を濁す」とは言っても、「お茶の間」は濁さないか・・・)。
よく聞くと、実はまだこの新番組は放送されていなくて、タイトル未定のまま人選を行って採りためをしているとのこと。そして、その場で彼女がテレビ局のディレクターに電話で確認したら、最終的なタイトルは「Guest of Honor」に決まったそうだ。
まあ、ゲスト・オブ・オナーなら、ぎりぎり許されるかな。うちのスタッフGさんがせっかくつかまえてきた広報機会だし、断ったら泣かれそうだったので、引き受けることにした。
チャンネルは、Nile TV for Culture and Artsとかいう、Nile TVの文化版で、視聴者対象が限定されているからか、英語番組。アナウンサーの女性は流れるような美しい英語で質問を投げかけ、通訳も間にはさまらないので、気持ちよく話すことができた。
自分のライフストーリーといっても、何歳で初恋とか、中学のとき草野球でかっこつけて鎖骨を折ったこととかを話してもしょうがないし、さすがにそんなことに水を向ける質問はなかったが、それでも、なんで法学部に進んだのかなんていった、僕のことを個人的に知りたいと思う人じゃなきゃ絶対に関心をもちそうもないことまで聞いてきたので、日本の教育のありかた~大学は実質よりも名前で、社会はつぶしの効きそうなヤツをとりたがるという前提について前置きしたりして、少しでも一般化できるようにしてみた。
インドの話とエジプトの話をつなげて、アジアと中東ではやはり違いがあるのか、というような質問もされたが、本質的な差異を語るのには相当いろんなことを言わないといけないと思い、長い歴史のなかで文明の興亡があり、その堆積の上に現代の暮らしがあることを実感できるという点で、デリーもカイロも、自分にはえらく魅力的なのだ、と答えた。こちらは逆に主観にひきつけて話してしまって、耳に聞こえはいいけど面白くない話になってしまったかもしれない。
まー、実際に放送されるかどうかはまだわからないし、海外で自分がテレビに出るというのは、日本にいるときよりも受け止め方の比重がぐんと落ちるので、「あとは好きにしてください。」という気持ちなのだが、たいていは予告なく放送されてしまって、記録が残らず、そのうち自分の記憶からも消えてしまうはかない運命をたどりがちなので、放送された暁には、できれば録画したいなー。
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インドで4年生活し、今度はエジプトへ!この国の人々の生態、面白情報をお届けします。
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