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えじぷとの文化、芸術、エンターテインメント堪能記です。 twitter: @sukkarcheenee facebook: http://www.facebook.com/koji.sato2
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昨日、4月6日運動の軍への働きかけを取材したジャジーラの番組を紹介しましたが、もうひとつ、Ahmed Shafiq首相を退陣に追い込む重要な役割を果たしたのは、テレビでした。Zeinobiaさんというエジプト人のブログで、首相が辞任する2日前、3月3日のOTV、4時間にわたる激論を見ることができます。

リンク:Unforgettable night in the Arab TV history (Egyptian Chronicles)
 
Zeinobiaさんは、エジプトのテレビ番組で首相がこんなに赤裸々に批判され詰問されるのは歴史的イベントだと書いてますが、マスメディアに批判的報道の自由が許されていないなかでは、政治家は番組冒頭のShafiqさんのように自信満々に顎を上げて、コメンテーターや司会をあしらうことができたのでしょう。

ところが、今回は、首相の発言は国民の支持を得られなかったようだし、後半に出てきたAlla Al-Aswanyの執拗な批判的質問に対して、激高して理性的な回答ができなかったことで、どうも軍最高評議会がShafiqを見限ったということらしい。そして、革命グループを中心に国民の多数が望んでいたEssam Sharaf氏を起用することで、軍もまた国民に対してポイントを稼いだわけです。

こうして、メディア上で市民の意見を代弁する知識人や批評家たちに対して、まともな答えをもっていないリーダーは下ろされるという文化が出てくると、メディアを含めたパワーの相互チェック機能が働いて、民主主義がうまく動いていくことが期待できるんじゃないでしょうか。

そして、金曜日のタハリールのデモに新首相自らが下りていって、そして市民の要求を実現できなかったら自分もタハリールに戻ってともにデモを行うと述べるあたりの政治家と市民との接近した距離感は、古代ギリシャの昔話でしか知らない直接民主制を見ているような気がします。

ただ、タハリールが現在の政治を動かす最大勢力であることには間違いないにしても、それ以外の世論も無視できないものがあるし、旧体制の既得権益を持つ人たちが黙って椅子から下りるということも考えにくいので、これからも改革は行きつ戻りつしながら進んでいくのでしょう。3月19日、憲法改正の国民投票。あまりに早い流れには驚くばかりです。

リンク:One thousand turn out to Support Ahmed Shafiq (3月5日Daily News)
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