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えじぷとの文化、芸術、エンターテインメント堪能記です。 twitter: @sukkarcheenee facebook: http://www.facebook.com/koji.sato2
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15日、Semiramis Intercontinental Hotelのクラブ、Rithmoでの2本のライブも、電子ピアノというハンデはあったが、感動的に熱いパフォーマンスだった。ほとんど椅子に座っていなくて、身体を前後左右に揺らしまくって、情熱を鍵盤にたたきつけるクリヤさん。そのほとばしるエモーションは、あっという間にまわりに伝染して、みんなをハッピーにしてしまうのだ。同日、日中にヘルワン大学音楽教育学部でやったマスターコースでも、鍵盤が戻らないボロのアップライトで、若い音楽家の卵たちを熱狂させてくれた。

翌16日、ささやかなお礼として、ピラミッドやハーン・ハリーリを案内し、17日早朝に空港にお送りした。

道中、機関紙の原稿のためのインタビューで、音楽との出会いから現在までを語ってもらった。「音楽なんかじゃない道を選べ」という親をだまして単身渡米。大学で普通の勉強をしながら独学、耳コピでジャズを探求していくうちにいろんな人たちの目にとまりだし、どんどん演奏の機会が増え、気がついたらプロになっていたというライフストーリーは、あんまり痛快すぎて、聞いているだけでこっちまで嬉しくなってしまう。

その一方で、ジャズを生み出し現在もその中心的担い手である黒人が、どれだけの差別を受け悔しい思いをしてきたか、それをつかの間でも忘れ楽しむためにプレイするジャズという音楽の背景を、たくさんの黒人ジャズメンの友人たちを通じて知ることになるクリヤさんの、音楽に対する真剣な向き合い方もまた、ハンパではなかった。この人は、黒人のソウルを理解し、それを表現できる数少ない日本人の一人なのかもしれないと、改めて思った。

その音楽を聴いたら、いろんなイヤなことを忘れて元気になれる、そんなクリヤマジックにかかってしまったら、やみつきになること請け合いだ。日本にいるみなさん、まずは、Tokyo Freedom Soulの帰国後最初のコンサートを聞きにいってみてください!

http://members.jcom.home.ne.jp/tothemax/live/schedule.html
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